ソロキャンプするのにタープはいらんっていう意見が増えてるよなぁ~
それは、ひとりならテントだけで十分だからでしょ?
待って待って~!
ソロキャンプでもタープある方が便利やし、キャンプの幅が広がるから絶対持っとくべきやって~
実は僕も普段のソロキャンプでタープを使う機会は少ないですが、
それでもタープは絶対に持っておきたいキャンプ道具に変わりありません。
これを読んでいただきますと、タープが必要か悩んでいる方も、不要意見をお持ちの方も、タープってあるといいかも!とお考えいただけると思いますので最後までご覧ください。
タープ不要論
なぜタープが必要ないと言われるのか?
なぜソロキャンプにタープが必要ないとまで言われるのでしょうか。
僕なりの答えは主に3つ。
・荷物が増えて嵩張る
・設営や撤去に時間を要する
・テントの機能が充実しているので代用できる
これらを理由にタープは要らないという意見が増えてる気がします。
しかしホントにそうでしょうか?
ひとりで設営・撤収するの大変そう~。
タープ不要論もわかるけど、そもそもタープの役割りってしってる?
タープの役割
タープには以下のような役割があります。
・日差しを遮る
・雨や結露からキャンプ道具を守る
・プライバシーや安心感の確保
順番に見ていくで~
日差しを遮る
強い日差しや紫外線は皮膚にダメージをあたえたりストレスを感じたりします。
キャンプの後に肌がヒリヒリしたり、身体の怠さを感じるといったこともあるかも。
タープは日差し対策になります。
日差しを遮ることで皮膚へのダメージを軽減させることができます。
濃い日影を作るには、生地が厚いコットン系素材のタープがおすすめや!
雨や結露からキャンプ道具を守る
結露とはテントの内と外で気温差があると、テント内の空気が冷やされて水滴となる現象で、冬だけでなく夏場でも寒暖差のある場所では発生します。
結露が発生するとテント内で使う道具が濡れるといった悪影響を及ぼします。
中でもシュラフの水濡れは天敵で、特にダウンシュラフが濡れてしまうとしぼんでしまって保温力が大幅に下がります。
タープは雨や結露から人や道具を守る上でも有効な対策手段になります。
例えばテントの上にタープを張ると、テントとタープの間にできる空気の層が寒暖差を和らげますので結露しにくくなります。
結露はシュラフの天敵なんですね
テントの上にタープを張るときは空間ができるように張ることが大事やで。
くっついてたら、せっかくの結露対策が機能せえへんから注意しいや~。
プライバシーや安心感の確保
キャンプ場によっては、隣との距離が近い場合や、サイトが区画割されていても仕切り等が無くて丸見えといったケースは少なくありません。
そんな時は、タープをサイトの側面に壁のように張ったり、タープを低めに立てたりすることでプライバシーを確保することができます。
また、テントと共通しますが、屋根的なものがあると人間は安心を感じるものです。
周りから丸見えはイヤですぅ~!
タープでキャンプの幅が広がる
ここまでは本来のタープの役割についてお話しましたが、ここからは「ソロキャンパーでもタープをこんな使い方ができるよ」というお話をご紹介します。
タープをテントの代わりに使ってみよう
夏のキャンプでタープ泊
テントを使わず、タープを基地として使うキャンプはいかがでしょうか。
テントに比べて風通りがよく、特に夏場ですと涼しく過ごせます。
ちょっと狭そうですけど・・・
アウトドア感マシマシですね(笑)
そやろ?(笑)
あと、タープ泊の良い点と注意点をまとめとくとこんな感じや。
タープ泊のメリット | ・テント泊に比べて荷物が少なくなる ・野生的な雰囲気アップでマンネリ解消 ・夏でも熱がこもりにくいのでテント泊より涼しい |
タープ泊の注意点 | ・季節や天候を誤るとキャンプ自体が台無しになる ・夏場は充分な虫対策が必要 |
チェアやコットを使わへん地べたスタイルもなかなか新鮮やで!
ディキャンプでメイン基地に
デイキャンプでは活動できる時間が宿泊キャンプと比べて限られますので、設営や撤収にはできるだけ時間をかけたくないものです。
そんな時は、タープをメインの基地として使ってみましょう。
どうやって設営・撤収に時間を掛けずに済ますかを考えたら、
タープで基地を作るってのはアリやで。
日よけ、荷物置き場やリビングにも使えて、一挙三役やんか!
カンガルースタイルで焚火もOK!
大型テントやタープの中に小さなテントを入れるカンガルースタイルをよく見かけます。
僕も実際にソロテントを覆うようにタープを張ってカンガルースタイルでソロキャンプを楽しむことがあります。メリットとしては以下のような事が挙げられます。
・二重構造なので外気の影響を受けにくい
・有効面積が広がる(タープ素材次第で焚火をすることができる)
・見た目がカッコイイ
僕は焚火が好きやから、このスタイルで焚火をガンガンすんねん!
デュオキャン、グルキャンの時のリビングスペースに
ソロキャンパー同士が集まって一緒にキャンプをする「デュオ」「グル」も人気です。
テントはバラバラでも、みんなが集まって一緒に食べたり話したりすると楽しいですよね。
そんな時、集いのリビングがタープの下にあれば一体感が生まれ一層盛り上がります。
もし天気が悪い時でも、雨除けの屋根代わりになって重宝しますよね。
タープ選びの基準
僕のタープ選びの基準は「生地の素材」と「サイズ」です。
他にも種類や形などもありますが、この2点で選んでも大きく間違えることはありません。
生地の素材選び
テント選びの時ほどのこだわりはありませんが、選ぶときの基準はほぼ同じです。
生地の素材と特長を簡単にまとめました。
コットン | ポリコットン | ポリエステル | |
遮光性 | 〇 | 〇 | △ |
耐火性 | ◎ | 〇 | × |
吸湿性 | 〇 | 〇 | △ |
重さ(軽さ) | × | △ | ◎ |
価格(安さ) | △ | △ | 〇 |
サイズ選び
サイズを選ぶ時は使う人数で考えましょう。
補足ですが、一般的にサイズが大きくなると重くなりますし設営が難しくなります。
一般的なサイズ選びをまとめますとこんな感じです。
サイズ(縦×横) | |
ソロ、デュオ | 3×3 M 以上 |
ファミリー(3~4人) | 4×4 M 以上 |
団体(5~7人) | 5×5 M 以上 |
僕はSoomLoomのヘキサタープの4.2×4.1を使ってるで~
他に注意することはないですか?
タープを買うときは付属品に注意!
ポールが付属されてないことがあるから、その時は別でポールも買ってな!
まとめ
キャンプには絶対にいるキャンプ道具もあれば、無くてもできるけどあると幅が広がるキャンプ道具もあると思っています。
僕にとって、タープはキャンプを一層楽しい物にしてくれた道具です。
最後にもう一度言いますが、タープはソロキャンパーでも絶対持ってもらいたいおススメのキャンプ道具です。
ではまた!